小児科・非感染外来
小児科・非感染外来
『子どもは小さな大人ではない』。フランスの哲学者ルソーが述べた有名な言葉で、小児科ではよく用いられます。一般的に小児科では15歳頃までを対象に診療することが多く、発達段階よって新生児期、乳児期、幼児期、学童期、思春期に分かれます。赤ちゃんと中学生では当然注意しなければならない病気や症状が異なるわけで、特に自分自身の言葉で正確に伝えることができない乳幼児には、より細やかな診療が求められます。お子さまのからだとこころで何か気になることがあったとき、京都市伏見区の小児科 かとうベビー&キッズクリニックにぜひ相談ください。
生後数週間ほど経つと赤ちゃんの顔 (ほっぺやおでこなど)や首回り、体に赤いブツブツやカサカサがみられやすくなります。その場合は赤ちゃん用石鹼でやさしく洗ってからしっかりすすぎ、保湿することでよくなることが多いです。
ただし、適切に対応していても治りにくかったり悪化したりするときは、強い炎症(例えるなら火事が起こっている状態)が生じている可能性があります。小児科や皮膚科を受診して、ステロイドをはじめとする炎症を抑える薬(同じように例えるなら消火剤)を使って、まず炎症を早く鎮めることがとても重要です。
便が腸の中に長くとどまると水分が過剰に吸収されることになり、その結果便が硬くなることで出しにくくなってしまいます。目安としては排便が週3回よりも少ないと便秘が疑われますが、便の硬さや形もとても重要です。たとえ毎日排便があっても、コロコロ便がちょっとずつしか出なかったり、排便時に痛みや残便感(スッキリ出ない感じ)があるようであれば、便秘の可能性があります。
特に離乳食開始後、トイレトレーニングの頃、小学校入学後は便秘になりやすい時期として知られています。食事や生活習慣を見直してもよくならない場合には、便秘の治療が必要かもしれません。
5歳以降で月に1回以上のおねしょが3か月以上続く場合を「夜尿症」といい、治療が必要な場合があります。7歳児の夜尿症のお子さまは10%程度で、その後年間約15%ずつ自然治癒していき、成人になるまでにほぼ全例が治るとされています。
上記の生活改善を数週間続けても改善しない場合は、小児科や泌尿器科で相談してください。
典型的なアレルギー症状は、一旦体の中に入って抗体が作られたアレルゲンが、再び体内に取り込まれたときに現れます。食物アレルギーの場合では、赤みやかゆみ、蕁麻疹などの皮膚症状がみられることが多いですが、呼吸器や粘膜、消化器などに症状が出ることもあります。
離乳食を開始するときは食物アレルギーが心配だと思いますが、“念のため”や“心配だから”といって必要以上に食物を除去したり摂取を遅らせたりすることなく、食べるとアレルギー症状が出る食物をだけを除去し、またアレルギーを起こす食物でも症状が出ない範囲までは積極的に食べ進めるべき、と考えられています。
食物アレルギーでは血液検査を行うこともありますが、あくまで参考程度であって必須ではなく、何よりも大切なのは『実際に食べることで困る症状が現れるかどうか』です。もし検査結果が基準値より高くても、食べて特に困ることがなければその食物を除去する必要はありません。逆に検査結果が基準内であっても、食べることで何か症状が現れるようであれば、原因食物を除去する必要があるかもしれません。
なお、子どものアレルギー予防のために、妊娠中や授乳中のお母さんが特定の食品を極端に避ける必要はありません。バランスのよい食事が重要です。
名称 | かとうベビー&キッズクリニック |
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所在地 |
〒601-1375 京都府京都市伏見区醍醐高畑町30−3 醍醐アッシュビル2階 |
診療科目 | 小児科 |
電話番号 | 075-575-0808 |
受付時間 |
9:00~11:30 一般外来 赤ちゃんを守るために、御了承いただきますようお願い申し上げます。 |
休診日 | 土曜午後、日曜、祝日 |
アクセス | アル・プラザ醍醐(パセオダイゴロー東館)南側すぐそば 京都市営地下鉄東西線醍醐駅1番出口から徒歩1分 |
クリニックの特長 |
京都市伏見区の京都市営地下鉄東西線・醍醐駅より徒歩1分にある小児科『かとうベビー&キッズクリニック』です。
こどもは日々成長していくものです。 |
URL | https://kato-babykids.com |